LA NINA DE TUS OJOS
121分 スペイン

監督 フェルナンド・トルエバ
出演 ペネロペ・ルクス ホルヘ・サンス など



時代は1938年。スペインでは、内戦続きで満足に映画を作れない。そこへ、ナチスドイツから共同制作の話を持ちかけられ、一行はベルリンへやって来る。

しかし、共同制作オファーの裏にあったのは、女優マカレナに対する、大使ゲッペルスの邪な欲望だったのだ…





ペネロペさんが出ているわりに有名じゃ無いし、評価もあまり高くないこの作品。でも個人的には、すごく面白かったです!(ジャケ借りだったけど)



この時代のヨーロッパが舞台の作品のど定番、ナチによるユダヤ人迫害も描かれていますが、暗い作品じゃなくてびっくりしました。もっとど真面目な作品かと思ったのに!

作中でスペインスタッフ一行が作製する映画が、スペインのロマ人の話なので、その辺の民族性、エキゾチックな雰囲気が、すごく魅力的です。パエリヤも美味しそうだし、ドイツ人エキストラの金髪のイケメンを見て、「スペイン人はあんな風じゃない!」ってこだわるところとか、すごくよかった…ハリウッド映画に出てくる明らかに日本人じゃない日本人を見たときの、微妙な気持ちと同じなんだろうなぁ。笑

なんといっても、ペネロペ演じるマカレナの、フラメンコシーンが素敵!!
ペネロペの美しさはもちろん、最初は手拍子をしなかったユダヤ人エキストラに対して、手拍子を教え、だんだん楽しそうなフラメンコシーンに変わっていくところが、こちらもワクワクしてきます。いつか本場で見てみたいなぁ、フラメンコ。


そして、映画の撮影現場と、そこで起きるゴシップ。つい最近まで公開していたカフェ・ソサエティでもそうですけど、華やかな映画世界の裏側には、豪華なゴシップが転がってるんだろうなぁ〜って夢を見させられますね。でも、自分の旦那さんがこの業界にいたら、とてもじゃないですけど耐えられないと思います…


そしてゲッペルス大使が気持ち悪い。
指舐めてるだけで極上に気持ち悪い。
ただ、そのあまりにも熱狂的な性欲愛に、最終的にはちょっとゲッペルス大使かわいいなぁ、とか思ってしまいましたけど。笑




もちろん、美しいマカレナを取り巻く恋愛模様、人間模様も面白かったのですが、スペインのエキゾチズム映画製作界隈を見せられてるわくわく感がすごく良かったと思います。

深く考えずに見られるから、絶対見るべし!!